「アリエクで返金してもらえるの?」と不安に思っている方は多いと思います。結論から言うと、AliExpressには「Dispute(返金申請)」という公式の返金制度があり、正しく使えばほぼ確実に返金されます。
ただし、返金できる条件・手順・期限を知らないと失敗します。この記事では不良品・届かない・説明と違う・サイズ違いなど、返金理由のパターン別に手順と注意点をまとめました。
返金の基本:Disputeとは
AliExpressの返金制度は「Dispute(ディスピュート)」と呼ばれます。購入者がトラブルを申告し、セラーと交渉・返金交渉する公式の仕組みです。
Disputeには2段階あります:
- セラー交渉フェーズ:まずセラーと直接交渉(5日間)
- AliExpress仲裁フェーズ:セラーが無視・拒否した場合にAliExpressが介入
セラーが応じなくてもAliExpressが仲裁してくれるので、諦める必要はありません。
返金理由別の対処法
商品が届かない
注文保護期間内に商品が届かない場合は、まず追跡番号で配送状況を確認。「配達済み」になっているのに届いていない場合も申請できます。
Disputeの理由:「Item not received(商品未着)」を選択。証拠として追跡情報のスクリーンショットを添付します。
不良品・破損品が届いた
最も返金成功率が高いパターンです。開封動画・不具合を示す写真・動画が証拠として有効です。
Disputeの理由:「Item not as described(説明と異なる)」または「Item damaged(破損)」を選択。
商品説明と違う・偽物が届いた
色・サイズ・仕様・素材などが商品ページの説明と異なる場合。写真や動画で「説明との差異」を明確に示すことが重要です。
Disputeの理由:「Item not as described」を選択。商品ページのスクリーンショットと実物の写真を並べて提出します。
サイズが合わない・色が違う
サイズチャートどおりに注文したのに合わない、掲載写真と実際の色が大きく異なるケース。返品が必要になることが多いですが、セラーに返品送料の負担を求めることもできます。
Disputeの理由:「Item not as described」を選択。測定値や色の比較写真を添付します。
注文ミス・気が変わった(返金困難)
自分の注文ミスや「思ったより気に入らなかった」という理由では返金・返品は基本的に認められません。AliExpressの保護制度は「セラー側の問題」を前提にしています。
Disputeの開き方(手順)
AliExpressにログイン →「マイオーダー」→ 該当注文の「詳細を見る」をクリック
注文詳細画面の下部に「Open Dispute(紛争を申請する)」ボタンがあります。注文保護期間内のみ表示されます。
「Item not received」「Item not as described」などから理由を選択。全額返金か部分返金かを選び、希望金額を入力します。
不良品・破損・説明との差異を示す写真や動画をアップロード。英語または中国語の説明文を付けると通りやすい。
セラーが承認すれば返金処理へ。拒否または無視の場合は「Escalate to AliExpress(仲裁申請)」に進みます。
仲裁申請後、AliExpressが証拠を審査して5〜10営業日以内に判断。認められれば返金処理が開始されます。
返金までの日数
| 支払い方法 | 返金完了までの目安 |
|---|---|
| クレジットカード(VISA・Mastercard) | 3〜15営業日 |
| PayPal | 3〜5営業日 |
| AliExpress残高 | 即日〜1営業日 |
| 銀行振込 | 5〜15営業日 |
Disputeが承認されてから上記の日数がかかります。仲裁フェーズに進んだ場合は、仲裁判断(5〜10営業日)+返金処理の日数が加算されます。
返金を成功させるコツ
① 証拠は多いほど有利
写真1〜2枚より、開封動画+複数の証拠写真+商品ページのスクリーンショットを揃えるほど承認率が上がります。「見ればわかる」状態にすることが大切です。
② 英語で説明文を書く
日本語でも申請できますが、AliExpressの審査担当は英語か中国語の方が通りやすい傾向があります。短い文でも英語を使うと有利です。
例:"The item received is different from the description. The actual color is black, but the listing shows red."
③ 全額でなく部分返金から交渉する
最初から全額返金を要求するとセラーが拒否しやすい場合があります。軽微な問題なら部分返金を提案するとスムーズに解決することがあります。
④ セラーへの事前連絡でスムーズになることも
Disputeを開く前にセラーへメッセージを送って交渉すると、Disputeなしで解決するケースもあります。ただしセラーが無視・引き延ばす場合は迷わずDisputeへ。
利用者のリアルな本音と注意点
約65%のユーザーが返金申請で却下・拒否された経験を報告している。商品説明と異なる商品が届いても返金されないケースが多く、買い手保護期間が長く対応に2ヶ月以上かかる事例が散見される。
約50件以上のツイートで商品未到着報告がある。購買期間内に届かず、返金申請しても商品が後から見つかったと返金を拒否される事例が報告されている。配送業者の対応が不透明で返送状況が把握できない利用者が多い。
約40%のユーザーが商品説明と全く異なる品物や不良品の到着を経験している。化粧品・電子機器など高額商品の説明が特に不正確で、返品送料も利用者負担になるため実質被害が拡大する傾向。
約35件のツイートから、返金手続の複雑さ・チャットサポートとの連絡困難が明らかになっている。ポイント返金か商品返品かの選択肢が限定的で、キャンセル申請が何度やっても受け付けられない事例も複数報告。
よくある質問
Disputeが承認されてから、クレジットカードは3〜15営業日、PayPalは3〜5営業日、AliExpress残高は即日〜1営業日が目安です。仲裁フェーズに進んだ場合はさらに5〜10営業日かかります。
不良品・説明と大きく異なる場合は、返品なしで返金(全額または部分)が認められるケースが多いです。セラーが「返品してから返金する」と主張した場合でも、AliExpress仲裁で返品なし返金が認められることがあります。
Disputeを開いてもセラーとのメッセージのやり取りは続きます。セラーが代替品の送付など別の解決策を提案してくることもあります。返金以外の解決策が提示された場合は、Disputeを取り下げることも可能です。
AliExpress経由でのDisputeは原則として保護期間内のみです。ただし、クレジットカードのチャージバック制度(多くは購入から120〜180日以内)を利用できる場合があります。カード会社に相談してみてください。
日本語でも申請できますが、審査が通りやすいのは英語または中国語です。短い説明文でもGoogle翻訳などを使って英語にすることをおすすめします。